宇宙仮面の C# プログラミング |
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Vistaの高速化 |
Windows Vista にあまり詳しくない人向けの高速化のヒントです。
いろいろな高速化を解説したホームページがあり、中にはレジストリを操作をしたり、クロックアップするようなマニアックな解説がありますが、一般人にはお勧めしません。
というのは、どうして遅いのか?ということを分析しないで、そのようなマニアックなことをしても、使い方やシステムが違えば効果が出ない可能性があります。また、レジストリの操作は、一つ間違えるとシステムが起動しなくなる可能性があり、危険です。
まずは、なぜ遅いのかを調査・分析して、安全・確実な方法で高速化をするべきです。ここでは、静的な性能調査→動的な性能調査(CPU→メモリ→ディスク→グラフィックス→ネットワークの順番)で高速化を検討していきます。
それから、先日PCが遅い遅いと騒いでいる人がいて、ちょっとみてあげたら、うらでウィルス対策ソフトがガサガサ更新中でした。毎回起動時に、ウィルス対策ソフトの自動更新が動く設定になっていました。朝会社に出社して、すぐに仕事をしようとしても、もともと非力なPCなので、起動時にそんな設定になっていたら、遅くて使い物になりません。どうして遅いのか知らずに、毎日よく我慢していたなぁ・・・とつくづく感心してしまいました。そこで、Vistaに限らない話として、重い Windows の症状別 高速化をまとめてみました。Windows XPで遅くてお困りの方は、こちらを見てください。
あと、お勧めしませんが、てっとり早く物欲で片づけたいなら、 アマゾンで キーワードランキング Vista 高速 という手もありますが、原因を突き止めずにモノを買っても大元の原因をつぶさない限り効果はありません。たとえば、メモリが足りないのに、グラフィックスを強化してもだめですよね。物に走る前に、なぜ遅いのか、よーく考えましょう。
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まずはじめに、調査から |
静的な性能調査手当たり次第に、あちこちいじっても、システムの状態がおかしくなってしまうことがありますから、まずは何が遅いのか、その原因を調査しましょう。そして、最も重い所から手をつけていくべきです。そのために、まずはじめに、調査から始めましょう。 [スタート]→[コントロールパネル]→[システムとメンテナンス] をクリックし、次の[パフォーマンスの情報とツール]より、[お使いのコンピュータの Windows エクスペリエンス インデックス基本スコアを確認]を選択します。 すると、次のように、プロセッサ、メモリ、グラフィックス、ゲーム用グラフィックス、ハードディスクの各コンポーネントごとのスコアを確認します。 Microsoft の説明によると、スコアの目安は大体次のようになります。(次の説明は、そのページからの抜粋) • 基本スコアが 1 または 2 のコンピュータには、オフィスの生産性向上アプリケーションの実行やインターネットの検索など、最も一般的なコンピューティング タスクを実行するための十分な性能が備わっています。ただし、この基本スコアのコンピュータは一般的に、Windows Aero や Windows Vista で利用可能な高度なマルチメディア エクスペリエンスを実行するための性能は不足しています。 • 基本スコアが 3 のコンピュータは、Windows Aero と Windows Vista の多くの新機能を基本レベルで実行できます。Windows Vista の新しい拡張機能の一部では、その機能性をすべて利用できない場合があります。たとえば、基本スコアが 3 のコンピュータでは、Windows Vista のテーマを 1280 × 1024 の解像度で表示できますが、複数モニタでのテーマの実行がうまくいかない場合があります。また、デジタル テレビのコンテンツは再生できますが、高精細テレビ (HDTV) のコンテンツの再生がうまいくいかない場合があります。 • 基本スコアが 4 または 5 のコンピュータでは、Windows Vista のすべての新機能を完全な機能状態で実行でき、マルチプレーヤーや 3‑D ゲーム、および HDTV コンテンツの録画や再生など、高性能でグラフィックを多用するエクスペリエンスをサポートすることができます。Windows Vista がリリースされたときは、基本スコア 5 のコンピュータが利用可能な最も高性能なコンピュータでした。 一般的には、4−5のスコアがあれば十分さて、どのようなスコアでしたか? Vista の性能をフルに引き出そうとすると、4−5のスコアが必要になります。このため、性能の悪い部分を改善すればよいことになります。この方法としては、CPUの交換、メモリーの追加、3Dグラフィックスボードの追加、ディスクの交換など、物理的に遅いデバイスを早いデバイスに交換する必要があります。 デスクトップPCやタワー型のPCでは、マザーボードを交換したり、ボードを交換したりできますが、ノートPCでは当然メモリの追加ぐらいしか対応できないと思います。 3以下でも快適になるか?ハードウェアを強化できないからと言って、あきらめる必要はありません。この数値は、ハードウェアの静的な性能を示しているのであって、実際に使用した場合の重さとは直結しません。たとえば、3Dグラフィックスボードを積んでいなくても、オフィス用途であればそれほど困ることはありません。用途を明確化し、それに従った対応をとれば、スコアが低くてもそれなりに使えるようになります。 用途の明確化どのような用途に使うつもりですか?
など、いろいろあると思います。この用途によって、どのように手を加えていくのかが別れてきます。たとえば、単純にメールを読む、インターネットにアクセスするぐらいであれば、それほど高い性能は必要ありません。 しかし、Word, Excel で大きめの文書を扱うとなると、そこそこの性能が必要になります。 音楽やビデオを見ながら、メールやインターネットサーフィンをしようと思うと、さらに重くなります。 まして、3D Game となると 3D グラフィックスボードがないと厳しいでしょう。 開発を行うとなると、SQL Server やVisual Studio などをVirtual Server 環境で動かしながらとなると、3D グラフィックスボードがなくても大丈夫ですが、CPU、メモリ、ディスクにかなり高い性能が求められてきます。 つまり、目的によって、ハードウェアを強化しなければいけないのか、強化しないでも大丈夫なのか、別れてきます。 3D Game で遊びたいが、3D グラフィックスボードがない場合は、どうにもなりません。ボードを買い替えるか、それができない場合は、PC本体を買い替える必要があります。 そうでない場合、次の手順で何が遅いのか分析してみてください。うまくすれば、快適な環境が手に入るかもしれません。 |
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パフォーマンスの情報とツールを活用しよう |
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[コントロールパネル]→[システムとメンテナイス]→[パフォーマンスの情報とツール] を起動してください。すると、つぎのような[パフォーマンスの情報とツール]が起動します。 ほとんどのパフォーマンスに関する調整は、ここから実行することができます。この[パフォーマンスの情報とツール] を活用しましょう。 ここで、左の [タスク] 一覧を見てください。 ここで、スタートアッププログラムの管理や視覚効果の調整が可能です。上から順番に確認していきましょう。
いろいろありますが、一通り状況を確認しておくことをお勧めします。 では、まず上から見てきましょう。
以上のパフォーマンスの情報とツール群を確認することにより、効果的にパフォーマンスが低下している原因をしらべることができます。特にシステムの正常性のレポートでは、使用状況と、その原因、詳細、解決方法などを詳細にレポートしてくれますので、これを活用するとよいでしょう。 |
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動的な性能を確認する〜CPU |
動的な性能を測定実際に Vista を使用していて、「遅い」と感じている場合、原因としては、おもに、CPU、メモリ、ディスク、グラフィックス、ネットワークの5つの要因があります。 何が原因かによって、対応が異なってきますので、まず何の原因で遅いと感じているのかを突き止める必要があります。 まずは、いつも使っているWord, インターネットエクスプローラー, メールなどアプリケーションを使っている動的な状態で性能を確認します。そのために CTRLとシフトキーと、エスケープキーを同時に押して、タスク マネージャを起動します。 また、タスクバーのアイコン以外の部分を右クリックすると、次のようなメニューが表示されますので、ここからもタスク マネージャを起動できます。
タスク マネージャが起動されたら、次のように[パフォーマンス]のタグを選択してください。 注意: 最近のデュアルコアやクアッドコアのCPUでは、CPU 使用率の履歴のウィンドウが2つ、4つと表示されます。 CPU か?いつものように作業を行いながら、CPU 使用率、メモリの使用量を確認します。もし、CPU 使用率が 100%付近に張り付いているようであれば、CPU のパワーが不足しているか、特定のアプリケーションが CPU を大きく費消しているということになります。 重いアプリケーションを特定する重いアプリケーションが何かを特定するには、タスク マネージャ の [プロセス] タブを選択し、CPU でソートします。このとき、[全ユーザーのプロセスを表示する] にします。 アンチウィルスソフトに注意意外と盲点なのが、アンチウィルスソフトです。先日、会社でめちゃくちゃ重いくて遅い PC がありました。持っている人に聞いたら、いつも遅くて困っているとのこと。早速、性能を調べてみると、Windows XPで、512MB、セルロン 1.6GBだそうです。今となっては、かなり遅い部類ですね。それでも、起動直後でほとんどアプリケーションが走っていないにもかかわらず、めちゃくちゃ重くって、タスクマネージャすら起動できないような状態でした。 そこで、タスクマネージャで調べてみると、なんとアンチウィルスソフトが CPU 100% 食いまくっているではないですか。アンチウィルスソフトの設定を調べてみたら、PC起動時に、更新を調べに行く設定になっていました。もともと遅いPCなので、ウィルスソフトが更新を調べに行くだけで、CPUを食いまくって、起動後数十分は、重くって動きが取れない状態になっていました。よくまあ、毎朝こんな遅いPCをよく我慢して使っていたもんだと、驚きました。 そこで、ウィルスソフトの更新を調べに行く時間を昼食時に変更しました。この設定だけで、通常業務時間はさくさく動くようになりました。 Windows Update の時間を変更する同様に定期的に実行されるものとして、Windows Update があります。これは、Windows のセキュリティパッチなど、重要な更新を行うものですから、止めてはいけません。デフォルトでは、深夜の 03:00 に新しい更新プログラムのインストールがどうさするようになっています。この自動更新が行われるときには、かなりマシンパワーを食われますので、たとえば昼休みなど、普段使わないけれど、電源が入っている時間帯にセットしておきましょう。 変更方法は、次のように[コントロールパネル]→[セキュリティ]→[設定の変更]から行います。 Windows Defender の時間を変更する同様に定期的に実行されるものとして、Windows Defenderがあります。これは、悪意のあるソフトウェアや望ましくないソフトウェアから保護するためのもので、定期的にコンピュータをスキャンします。これも、かなりコンピュータのリソースを食いますので、たとえば昼休みなど、普段使わないけれど、電源が入っている時間帯にセットしておきましょう。 変更方法は、次のように[コントロールパネル]→[セキュリティ]→[Windows Defender]→[ツール]→[オプション] から行います。 不要な同時実行アプリケーションを閉じるたとえば、Word を Media Player を同時に使用して、音楽を聴きながら、Word で文書を作成していて、この2つでCPUを大幅に費消しているのであれば、Media Player で音楽を聴くのをあきらめましょう。 同時実行中のアプリケーションを確認するには、タスク マネージャで [アプリケーション] タブを開きます。 どのアプリケーションがどのぐらい CPU を費消しているかを確認するには、次の図のようにアプリケーションを選択し、右クリックするとメニューが表示されますので、[プロセスの表示] を選択します。すると、プロセス表示に切り替わり、CPUの使用状況がわかります。 不要なガジェットを削除する、またはサイドバーを停止するサイドバーは、CPU を大量に消費していなくても、常時少しずつ CPU パワーを消費しています。特に標準で画像をスライドショーで表示していますが、少なからずコンピュータリソースを食っています。意味のないガジェットや、不要なガジェットは、削除しましょう。また、サイドバーを使っていないならば、サイドバーを停止しましょう。 サイドバーを停止するには、サイドバーを右クリックし、[プロパティ] を選択します。すると、次のプロパティのダイアログが表示されますので、[Windows 起動時にサイドバーを開始します] のチェックをはずします。 起動停止にしたサイドバーを再度起動するようにしたい場合には、[コントロールパネル]→[デスクトップのカスタマイズ]→[Windows サイドバーのプロパティ] より、プロパティを表示し、[Windows 起動時にサイドバーを開始します] をチェックします。 停止したサイドバーを再度起動したい場合には、[スタート]→[ファイル名を指定して実行]より、sidebar.exe を起動します。 タスク マネージャ も停止するタスク マネージャ (taskmgr.exe) もCPU パワーを少なからず消費しますので、パフォーマンスをモニターするとき以外は停止しましょう。 休眠状態のプロセスに神経質にならなくてもよいユーザー名が "LOCAL SERVICE", "NETWORK SERVICE", "SYSTEM"で CPU をほとんど消費しないプロセスがたくさん表示されていると思いますが、これらはそれほど気にしなくても CPU から見たパフォーマンスに大きな影響ありません。また、システムのプロセスを強制的に停止すると、正常に動作しなくなる場合がありますから、なんのプロセスなのか理解しないまま、プロセスの停止をしてはいけません。 CPU 100%で張り付いている場合時々、システムの障害や、アプリケーションのバグにより、特定のプロセスが暴走し、CPU 100% に張り付いてしまう障害があります。この場合も タスク マネージャで、どのプロセスが暴走しているのかどうかを確認することができます。もし、ユーザー名が "LOCAL SERVICE", "NETWORK SERVICE", "SYSTEM"のもので、CPU を消費しまくっているものがあれば、Windows の障害やあとからインストールした常駐型のアプリケーションが暴走している可能性があります。この場合の対処方法は、どのプロセスが暴走しているかを突き止めます。たとえば、svchost.exe が暴走しているようであれば、svchost.exe を Googleなどで検索し、そのプロセスが何かを特定します。この例では、Windows のシステムの1つのプロセスであることがわかりますので、Windows の最新パッチを適用すると治る可能性があります。また、あとからインストールしたアプリケーションである場合には、そのメーカーに問い合わせるとよいでしょう。また、ウィルスに感染している可能性もあるので、どのプロセスがなぜ暴走するに至ったのかをWEBで調査しましょう。 CPU の交換遅い原因がCPUであれば、デスクトップPCであれば、CPUを交換することにより、割と簡単に高速化することができます。ただし、マザーボード、BIOSにより、適用できるCPUに制限がありますので、それぞれマザーボードメーカーのHPなどで、搭載可能な CPU のスペックを確認しましょう。 場合によっては、マザーボード、CPU、メモリをセットで交換してしまうという方法も取れます。 ノートPCだと、CPUの換装はかなり難しいです。 |
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動的な性能を確認する〜メモリ |
メモリーか?さて、重いプロセスを整理できたところで、次に大事なのがメモリの使用状況です。Vistaになって、XPよりさらにメモリーの使用量が増えています。 Vista Ultimate 版だと、インストール直後で400MB 近くが Vista のシステムに使われてしまいます。ノートPCだと 1GB メモリーが標準だと思いますが、そうなると残りが 600MB程度しかアプリケーションに使えません。このため、WORD, IE, Outlook などを複数立ち上げると、ほぼメモリーをすべて使いつくすことになります。 物理メモリと仮想メモリしかし、メモリーをすべて使いつくしたとしても、Windows はメモリーの一部をディスクに退避させることによって、実際に搭載されているメモリー容量以上のアプリケーションを同時に実行できるように設計されています。このように仮想的に実際に搭載されている物理メモリ以上の容量を扱うことができますが、このメモリを「仮想メモリ」と呼びます。この物理メモリと仮想メモリの境目が高速化を考える上で大事なポイントになります。 物理メモリと仮想メモリ容量の確認メモリの最適化を行う前に、まず物理メモリと仮想メモリの容量を確認しましょう。 まず、物理メモリですが、タスク マネージャの[パフォーマンス] タブで、物理メモリ容量と現在の仮想メモリ容量(ページ ファイル)を確認できます。 この場合の物理メモリは、2046 MB (2GB)を搭載しており、そのうち1.52 GB が実際に使用されています。 ページファイルを拡張せずに使用できるページ サイズ(仮想メモリ)は 2474 MB (約2.4 GB)、これまでのピーク時の仮想メモリサイズは4311MB (約4.2GB) です。 仮想メモリの容量の設定は、[コントロールパネル]→[システムとメンテナンス]→[システム]で、左のタスクから [システムの詳細設定]を選択します。すると次の [システムのプロパティ]ダイアログが表示されますので、[詳細設定]タブを選択し、[パフォーマンス]の[設定ボタン]を押します。 すると次のように、[パフォーマンスオプション] ダイアログが表示されますから、[詳細設定]タブを選択します。 すると、この場合だと [すべてのドライブの総ページングファイルサイズ] が 2346 MB であることがわかります。すなわち、アプリケーションをどんどん起動していった場合、物理メモリは 2GB (2048 MB)ですが、2.3GB程度まで同時にアプリケーションを使用することができます。このサイズは、ページファイルが足りなくなった時点でシステムが自動的に拡張してくれます。 スラッシングに注意!このような 2GB しか物理メモリがない状態で、2GB以上のアプリケーションを動作させた場合、次のようになります。ここで、注目してほしいのが、物理メモリが 1.91 GB なのに対して、ページファイルが 3110M / 4311Mとなっているところです。これは、現在のページ ファイルが 3110M (約 3GB) 使われているということを意味しています。また、ピーク時では最大4GB 以上仮想メモリが使われたということを意味します。それは、どいいうことかというと、物理メモリ 2GB に乗り切らないメモリを ページ ファイルとしてディスクに退避させながら、動作させているということです。 このような状態になっていると、CPUはほとんど遊んでいるのですが、ディスクがガサガサ動作しっぱなしで、Windows はほとんど動きが取れない状態に陥るスラッシング状態となります。 スラッシングとは、このようにシステムが必要とするメモリが確保できないため、ディスクへ使われていないメモリ(ページ)を書き出し、かわりに必要となるメモリ(ページ)を読み込み、動作を継続しようとしますが、ディスクへの入出力は非常に時間がかかるため、これがオーバーヘッドとなり、システムがほとんど停止状態に陥ることを言います。 メモリ不足の場合は、不要なプロセスを停止するこのようにメモリ不足が原因で遅くなっている場合には、実際のメモリ使用量が、物理メモリの容量を超えないように、不要なプロセスを終了させます。この場合、一番メモリを消費しているプロセスから停止可能かどうかを確認していくのがよいでしょう。 そのためには、次のように タスク マネージャ から [プロセス] タブを表示し、メモリでソートします。すると、たとえば次のようになります。 ここで、メモリの使用量の多いプロセスの上位から停止しても問題ないプロセスかどうかを確認し、不要なアプリケーションを停止します。 ここで、標準状態でにメモリを多く使うプロセスとしては、svchost.exe、iexplorer.exe, dwm.exe などがあります。 svchost.exe は、Windows のシステムが動作する上で必要なサービスを起動するためのプロセスで、これを止めてしまうと必要なサービスが起動できなくなったり、不安定になったりするので、停止しないようにしましょう。 iexploere.exe は、名前の通りインターネットエクスプローラーです。かなりメモリを消費しますので、インターネットエクスプローラーを複数立ち上げている場合は、不要な IEは閉じましょう。 不要な Web ページは閉じておくWeb ページの中には、時計を表示したり、GIF 動画のアイコンをはったり、自動的にリフレッシュがかかったりするものがあります。これらも多少なりともコンピュータリソースを使用するので、不要なページを閉じるようにしましょう。 メモリの増設上記対応を行っても、メモリが不足している場合には、メモリを増設するとかなりの効果があります。その場合、ふだんどのぐらいメモリを使用しているのか、タスクマネージャで確認してから、必要に応じて増設しましょう。 |
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動的な性能を確認する〜ディスク |
ディスクか?次に、ディスクに問題があるのかどうかを確認します。そのために、タスク マネージャの[パフォーマンス] タブから、[リソース モニタ] ボタンを押します。 すると、次の [リソース モニタ] が起動され、CPU, ディスク、ネットワーク、メモリのリソースの概要が表示されます。ここで、ディスクのアクセス状況を確認します。 ここで、緑のグラフは現在のI/O の合計、青は最も高いアクティブ時間の比率です。この緑・青が高い数字である場合には、ディスクアクセスが頻発しているかどうかを確認します。このとき、次のように各プロセスのディスクへの読み取り・書き込み状況をかくにんできますので、何のプロセスがディスクへのアクセスを頻繁に行っているのかを確認できます。 この場合は、vssvc.exe が頻繁にアクセスしていることがわかります。 この場合、もし不要不急なアプリケーションがバックグラウンドでディスクに頻繁にアクセスしているようであれば、これを停止します。 不要なファイル、アプリケーションは削除するディスクの空き容量が 10%をきってくると、ディスクへのアクセスが極端に遅くなってきます。少なくとも 20% 程度は空き容量を確保しましょう。このためには、こまめに不要なファイルを削除したり、いらなくなったアプリケーションはあいんインストールしましょう。 ディスクの断片化は?ディスクは使用している間に断片化が発生します。そうなるとファイルをアクセスするのに、とびとびの番地(セクター)をアクセスする必要があり、ファイルアクセスの速度が低下します。断片化の状況は、[コンピュータ]から、ディスクを右クリックし、プロパティを選択します。すると、次のようなディスクのプロパティダイアログが表示されますので、[最適化をする] ボタンをクリックしてください。 すると、次のような[ディスク デフラグ ツール]が起動されます。Vista からは、このように毎週定期的にデフラグ が実行されますので、断片化の心配をする必要はありません。 しかし、普段使っているときにデフラグが起動してしまうと、ディスクアクセスが発生して、処理が遅くなってしまいます。この場合は、[スケジュールの変更]ボタンより、たとえば昼休みなど PC の使用頻度が低い時間帯にセットするようにしましょう。 更新プログラムの適用新しい更新プログラムのインストール時間を設定することができます。標準では毎日深夜3時になっています。Vista ではこの更新プログラムの適用に改良が加えられていて、少ない再起動、ネットワークバンド幅の考慮により、パフォーマンスやユーザへの影響が軽減されていますので、それほど気にしなくてもだいじょうぶです。 USBメモリを一時記憶に使う頻繁にディスクにアクセスする必要がある場合には、USBメモリを一時記憶に使うという方法もあります。ディスクが機械的にアクセスするのに対して、USBメモリは電気的にアクセスするため、高速なアクセスが可能です。これは、ハードディスクが、ヘッドを機械的に動かし、アクセスしたいシリンダーのセクターに移動させる必要がありますが、半導体メモリはその必要がなく、ランダムアクセス性に優れます。したがって、小さなファイルを大量にアクセスしたり、大きなファイルをランダムアクセスするような場合には、USBメモリを一時記憶として使い、処理が終わったらハードディスクにコピーすることにより、高速にアクセスすることができます。 RAID 0RAID 0 (ストライピング)で、2台、3台とすると、体感速度で2倍、3倍近い効果があるようです。余裕がある場合には、ぜひ試してみてください。 ソリッドステートディスク(SSD)ハードディスクそのものをソリッドステートディスク(SSD)にしてしまうことにより、OSの起動など一気に高速化することが可能です。 さらに、SSD で、RAID 0 (ストライピング)にすると、さらに体感速度がかなり上がるようです。試してみたいなぁ。 Ready BoostVista からは、Ready Boost というUSBメモリーをシステムキャッシュとして使うことができる新しい機能が搭載されています。Ready Boost を使用するには、USBメモリをPCにさすと、次のようなダイアログが表示されますが、ここで[システムの高速化]を選択します。 ここで、このデバイスを使用するように設定するだけで、システムキャッシュとして動作しますので、ディスクへのアクセスをキャッシュすることにより高速化をすることが可能です。 ただし、遅い USB メモリですと、[このデバイスは、システムの高速化に使用される必要なパフォーマンス特性がありません。]と表示され、使えません。このため、Ready Boostを使用するには、メーカーのHPなどで Ready Boost に対応しているUSBメモリかどうかを確認して購入しましょう。 |
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動的な性能を確認する〜グラフィックス |
3D を使うか・使わないか3D Game など、3Dを使いますか? 3Dが必要であれば、3D グラフィックスボードは必要です。3D グラフィックスボードがなくても CPUがレンダリングをしてくれますので表示は可能ですが、極端に遅くなります。この場合は、選択肢はありません。3D グラフィックスボードを購入するか、ノートPCの場合は買い替えるしかないです。 Aero の視覚効果は必須ではないAero の視覚効果はあったほうが見た目が良いですが、なくても問題ありません。3D グラフィックスボードがなければ、自動的に Aero もオフになりますので、見た目は悪いですが特に問題にはなりません。 視覚効果を調整[コントロールパネル]→[システムとメンテナンス]→[パフォーマンスの情報とツール] を選択し、タスクか[視覚効果の調整] を選択します。すると、次のようなパフォーマンスオプションのダイアログが表示されますので、パフォーマンスを優先するにチェックします。これで、スライドして開いたり、ウィンドウの影がなくなったりしなくなりますので、サクサク感がだいぶ違ってきます。 視覚効果を変更する場合は注意Windows Vista は、3D の すべてのウィンドウでグラフィック アクセラレータを使用するように設計されています。dwm.exe はデスクトップ ウィンドウ マネージャ (DWM) のプロセスで、ウィンドウを独立させてレンダリングし、合成処理を行ってからデスクトップにレンダリングすることが可能になります。dwm.exeは、アイドル状態では、ほとんどCPUは消費しません。使ったとしても、せいぜいCPUパワーの20%以下です。十分なレベルの3Dグラフィックスボードを積んでいる場合は、描画を3Dグラフィックスボード側にまかせることができるので、CPUの処理が軽くなります。 [コントロールパネル]→[デスクトップのカスタマイズ]→[個人設定]→[ウィンドウの色とデザイン]で、[Windows Vista ベーシック]を選択して、視覚効果を低くすると、dwm.exeが動かなくなり、dwm.exe が使用するメモリ容量も多少削減できます。しかし、逆にCPUによる描画アシストになるため、描画のためのCPUの負荷が一気に高まります。したがって、ちゃんとしたグラフィックスボードがある場合には、下手に視覚効果を下げると、かえって表示が遅くなる可能性があります。どの程度効果があるかは環境によって異なりますので、十分確認してから設定を変更しましょう。 どのぐらいグラフィックス描画のために、dwm.exe が消費するのか、あるいはCPUを消費するのかを確認するには、タスクマネージャを起動しておいて、ウィンドウをぐりぐり操作してみましょう。そして、視覚効果を切り替えてみて、同じ操作をしてみて、CPU全体の消費量とdwm.exeのCPU消費量を確かめてみてください。簡単に確認できますので、設定を変えて試してみるといいでしょう。 |
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動的な性能を確認する〜ネットワーク |
ADSL? 光?ネットワークの接続はどうしていますか? ADSL ですか?光ですか?ADSL の8MBps と光の 100MBpsの違いは、大きなファイルをダウロードしようと思った場合に劇的な違いが出ます。頻繁にインターネットに接続しWeb サーフィンや、画像、動画を楽しみたい場合は、光を検討されることをお勧めします。 また、普段あまり使わず、メール程度であれば、ADSLでも十分でしょう。そもそも何をしたいのかによって、ADSLにするのか光にするのか決めましょう。今の回線の速度計測は、いろいろなサイトがありますので、そこで確認をしてみてください。 また、リソースモニターのネットワークからもネットワークの速度を確認することができます。 ネットワークは、通常 プロバイダー→DSU→ルーター→PC というようにつながっていますが、いくら光を契約していても DSU から先が遅くては、そこがボトルネックになってしまいます。たとえば、ルーターから無線LAN のところで遅くなっていては、宝の持ち腐れです。たとえば、光で最高 100MBPS であれば、途中のルーターや無線LANやHUBも100MBPSか、可能な限りそれに近いスピードの機器をそろえましょう。 不要なメッセンジャーなどを止めるあまり大きな効果はありませんが、少しずつ CPU、メモリ、ネットワークを消費するので、メッセンジャーやSkype などが不要なのであれば、停止しましょう。 |
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不要なサービスを停止する効果は? |
サービスって?システムを動かすために、さまざまなプロセスがバックグラウンドで動作しています。これらのサービスは、[コントロールパネル]→[システムとメンテナンス]→[管理ツール]→[サービス]で確認できます。これらのうち、いくつかは必要のないものがあり、停止しても問題ありません。たとえば、プリンタが無いのに Print Spooler を動かしていても無駄ですよね。ただし、システムにとって重要なサービスもあるので、スタートアップが自動になっているものを停止する場合は慎重に調査してから停止しましょう。 また、止める場合もやみくもに止めてもあまり効果はありません。CPU、メモリ、ディスクなどのコンピュータリソースを大食いしているプロセスと、サービスの関係を突き止めて、大食いしているもので、不要なサービスから停止するようにしましょう。 これからのサービスがどのような機能で、停止するとどのような影響があるのか、 Microsoft からの公式の情報はないので、勝手にサービスを停止した場合の動作の保証はありません。 サービスの停止とその効果をどのように確かめようかと悩んでいたところ、Safeboot に気がつきました。Safebootでは、ブート障害時に必要最低限のドライバー、ソフトで起動する機能です。そこで、セーフブート時のサービスが、ある意味 Microsoft が保証している必要最低限のサービスということになります。 Vista Ultimate の標準インストール時のリソース使用況は、だいたい 450MB 程度でした。セーフブート状態でどのぐらいのメモリ使用量かというと、300-350MB 程度です。 Vista Home Premium でも 350MB 程度使用していますから、一生懸命サービスを停止してもたかが知れています。むしろ、サービスを停止することによる影響が大きいです。結論としては、無理やりサービスを停止しても、効果は少なく、悪影響が多いため、やめたほうがいいです。 |
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仮想メモリのページングファイル |
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意外と効いているんじゃないか、と思っているのがページングファイルの設定です。ただし、数値的に確認できているわけではないので、ご参考までですが・・・ 通常では、仮想メモリはシステムインストール時に自動的に管理されるように設定されています。この設定は、物理メモリが少ない場合には自動的にメモリのページングが行われる設定です。このため、常にページングファイルにメモリの内容を R/W する動作になっています。 しかし、物理メモリ以上のメモリを使用しなければ、ページングファイルは不要になります。これにより、ページングファイルへの R/W をなくすことができ、高速化できます。 要はスワップなしであれば、すべてオンメモリなので当然高速ということです。そのぶん、メモリ以上のプロセスを動作させることができないという制限がありますが、ある程度メモリ使用量を限定できるのであれば、試してみるとよいかもしれません。 そこで、仮想メモリからページングファイルをなしにします。
ただし、この設定にすると、CPUメーターなどの一部のアプリケーションが正しく動作しなくなる場合があります。 |
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Windows 7 ベータにしてみる |
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Vista
は、かなり遅いということで悪評高いOSになってしまいましたが、次期OS の Windows
7では、このパフォーマンスにかなりの手が加えられています。 そういう自分も、非力といわれるウルトラモバイルPC のeee PC 1000HEに Windows 7 をインストールしてみました。その結果、ATOM CPUにもかかわらず、かなりさくさく動いてくれます。 起動時間も、Vistaの 3/5ぐらい、ファイルコピーも 2/3と、かなりパフォーマンスチューニングされているようです。 インターネットエクスプローラーもバージョン8で、FireFoxなどと肩を並べられるぐらいチューニングされているようです。 さらに、悪名高きユーザーアカウント制御(User Account Control:UAC)も、警告を発するレベルを設定できるようになっていますし、タスクバーなど操作性が向上していますので、イライラ感が減ったような気がします。 また、OSの安定性もかなりいいです。一部まだ英語表記が残っていますが、十分使えるレベルにあります。 思い切って、Windows 7 βを入れてみるのも面白いのではないでしょうか。 Windows 7を入れる場合は、オウンリスクでやってねw |